辻占機能が登場しました。
辻占、今で言うフォーチュンクッキー機能が登場しました。
辻占にはざっくり２つの起源があるようで、古代には交差点（辻）に立って行き交う人々の話す言葉を元に吉凶を占うものと、江戸時代には子供が辻に立っておみくじを売る、売っているようなおみくじをお煎餅に入れたものがあります。
人の姿がはっきり見えなくなる夕方に行われることから夕占（ゆうけ）とも呼ばれるそうです。
かつて道の辻は人も神も通る場所と考えられており、行き交う人は人の形をしているけど人じゃないかもしれない、目に見えない言葉には魂が宿っているかもしれないとするのはロマンを感じますね。
一方実用面では諜報活動として辻占に扮していたこともあるそうで、行き交う人の言葉から情報収集・分析すること自体はこじつけとも言えない側面があるように思います。
変化が激しく先の見えない時代と言われて久しいですが、きっと古代の日本も今と変わらず自然災害だって多く、今よりずっとコントロールできないことが多かったはず。自然を相手に計画して準備して長いスパンで成果を出すという考えは相性が悪いため、辻占のようなランダム性を許容して都度未来の決断をしていたと考えても不思議ではありません。
どんな内容が出てくるかわかりませんし、どんな解釈をするかは人次第です。そしてそれを受けての行動には未来を変える力があると思います。
なお占った際、表示に色のついた帯が付きます。これは偶然出てくるラッキーカラーで都度都度変わりますので、こちらも合わせてご覧になってください。
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