目覚ましは当然止めて寝る、真っ暗になっても寝られない。
朝起きるときは目覚ましのアラームで目を覚まし、夜寝るときは明かりをフッと消して寝ることになりますが、メンタルが不調なときはこれで済むことが稀です。
入眠のリズムを整える Philips Hue
夜遅くにお店で蛍の光がBGMで流れると閉店時間かと思うように、夜遅くに徐々に明かりを暗く落としていくようにするともう寝る時間かと思うようになります。
だんだんと暗くなっていくので、自然と「そろそろゲームやめよう」「このへんで勉強終わらせよう」と手が止まるようになり、ゆっくり布団の中へ向かう流れが出来上がるわけです。
朝は指定の時間から点灯させて徐々に明るさを上げていくと、明るい光で目が覚めます。
カーテンを閉めていても外が雨で暗くても、部屋はいつもと同じ明るさになりますからムラがありません。
個人差もあるので、必ずしも暗くなれば寝るわけでも明るくなれば起きるわけでもありませんが、どちらかというとその前、眠りに入るまで、起きるまでの雰囲気をリズムよく整えることができます。
雰囲気という掴みどころのない付加価値ではありますが、規則正しい生活を光でコントロールすることは私にとって大変有益でした。
ただ一つ問題があり、起床の際は布団を被ると起きられません。
めざましカーテン mornin’ plus(モーニンプラス)
※在庫がないので他の同じ機能を持つ製品をご紹介 |
カーテンを自動で開けたり閉めたりする機械です。
Philips Hueでも明かりは付きますが、やはり晴れた日は太陽光のほうが強力です。
動作音がするのでそれで起きているんじゃないかとも思わなくもないのですが、起きるきっかけはどうであれ、その後明るい部屋で起きるということが目覚めの良さにつながるように感じます。
数年前にPlusになる前の旧製品を使っていましたが、過負荷防止機能でカーテンの開け締めができなくなりそのまま一時期使っていませんでした。
ただ振り返ると、最近寝起きが悪くなったと感じる節があり改めて改良版のPlusを購入しました。
ただ一つ問題があり、起床の際は布団を被ると起きられません。
目覚まし機能付きラジオ
寺田寅彦の随筆に、目は閉じれば見えなくなるし鼻はつまめば嗅げなくなるのに、どうして耳は塞いでも聞こえるんだろうといった一節があったようなことをふと思いました。
騒音は不眠の原因になりますが、起床に際しては味方になりそうです。
とはいっても、アラームが鳴ったら止めて寝ます。眠いので当たり前です。
生活のリズムを整えるということは、極論言えば毎日が単調な繰り返しになるということです。同じパターンで眠い私を攻撃してくれば、学習して防御が出来て当然です。
なのでリズムを崩すことにしました。ラジオです。
目覚まし機能としてアラームの鳴るラジオもありますが、電子アラームではなくて、時間になるとスイッチがONになってラジオ放送が流れるものを選びました。ラジオはパーソナリティがその日その時間に声で放送していますから、毎日同じ内容にはなりません。
もちろん眠ければラジオが流れていてもなかなか起きませんが、不快なアラーム音のように止めなければいけないものではないのでプレッシャーは少なめです。
まとめ
環境で体を矯正するために、光と音を味方につけるグッズ3つを私は導入しています。
100%の解決をするものではありませんが、同じ悩みを抱える方へ何らかの参考になれば幸いです。